Spirit-Edge Blog

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リンク召喚と今後の遊戯王について思うこと

お久しぶりです、ふるめたです。
今回、ちまたで噂の「リンク召喚とその影響」について記載しようと思います。
(リンク召喚のシステムは裁定待ち部分が多いので割愛します)

遊戯王始まって以来の大きな変更、どうしても書きたくなりました。
お付き合い頂ければ幸いです。


■前代未聞の大幅改定


まず何より重要なのは今回の改定で既存のルールが大幅に変更されたという事でしょうか。

私は遊戯王をVol1の時代から15年以上続けており(2016年引退)それまでの遊戯王の歴史を中学時代から約半生経験しております。
初期はカードの処理方法が不明瞭で『サウザンドルールバイブル』と呼ばれる公式出版のルールブックも間違いだらけという凄まじいものでした。
そもそもチェーンの概要が存在せず『王宮のお触れが出たら以降罠は何も発動できない』という裁定もあったくらいです。

それが『ヴァリュアブルブック2』においてチェーンという概念が施行され、リバース効果、永続魔法、速攻魔法、カウンター罠、永続罠、儀式魔法と一気にルールが整いました。
この施行も、私を含む当時のプレイヤーに大きな衝撃を与えたと認識しています。
では今回の改定と当時の改定で何が違うのでしょうか?
それを次の項で解説します。

■ルールを『整える』事と『変える』事の違い


重要なのはルールがどうなったかという事です。
かつてのエキスパートルール施行前は「このカードは場に残るのか」「どうやって使うのか」という【カードそのものの扱い方が分からなくて困る】という事が多かったです。それがエキスパートルール施行によって格段に分かりやすくなり、大会でのトラブルなども一気に減少しました。

当時はインターネットも普及していなかったので、大会行かないプレイヤーはほとんどルールを独自解釈していましたからね(^^;)
つまりエキスパートルールは戦う舞台を『整えた』わけです。
今までの間違った使い方を再認識することができたんですね。

ですが今回の改定は舞台が『変わる』変更です。
その事で『戦い方』と『カードの価値』が大きく揺さぶられることになりました。
ただでさえ大きい改定に加え、後述する告知タイミングの悪さが相乗して今回の騒動になったのではと思っています。

「今までのルールとは別に新しく専用ルールを設けるよ」といった内容であればまた違った結果になったかもしれませんが……。


■告知タイミングが非常に悪かった


先ほども言った通り、告知タイミングの悪さが騒動の最要因と思ってます。
『フラゲができる媒介(Vジャンプ)での告知』に加え、施行されるまでの期間が短すぎました。

例えばですが
●公式ホームページで初解禁
●施行タイミングが半年後


といった具合に公式から「ルールが大きく変わる」と事前に発表されていたなら、少なくとも覚悟だけでもしておけたと思います。
そして公式ホームページで告知しておけば、今宙を舞っているユーザーの質問・意見にも素早く対応できたかもしれません。

2016/2/19現在、公式サイトではこの新ルールに対する説明がないため、ユーザーと企業との間で互いに一方通行的なやりとりが繰り広げられています。
この問題が収束しない限り、他のどんな情報(サプライやイベント情報)もユーザーには届きにくいと思います。


■すでに決定事項であるという事実の重み


リミットレギュレーションが発表されると、良くも悪くも毎回大盛り上がりです。
その適応で運用できなくなるデッキもあれば、息を吹きかえすデッキもあります。

ですがリミットレギュレーションは『今後また変更される可能性』があります。
つまり「また使えるかもしれないからデッキやカードは残しておこう」という選択ができるわけです。
大騒ぎになりはするものの、なんだかんだで受け入れられていく。
それがリミットレギュレーションの改定だと思っています。

しかしルールの改定は数年続きます。
リミットレギュレーションの「3ヶ月に1度」とは比較になりません。
それだけの年月であればカードプールはもはや別物です。

3ヶ月に1度のリミットレギュレーションですらTwitterであれほどの盛り上がりを見せる事を考えると、その影響力の大きさはご理解いただけると思います。


■エクストラデッキの圧迫


リンク召喚の方法は既存のシンクロ・エクシーズよりも格段に緩くなっています。
大抵は入れる事でデッキの強化を図れることでしょう。
その上大量展開をするにはリンクマーカーがとても重要な要素となります。
しかし反面、それによってエクストラデッキは更に圧迫されることになります。

個人的に「エクストラデッキの拡張」があればまだ前向きに受け入れられたんじゃないかな……とも思ってます。

結局のところ一部のユーザーは今までの事が出来ない+やるためには更にエクストラを削らないといけないというのが二重の負荷となっているように見受けられます。


■今後の展開が全く予想できない


既存のシステムが大幅に変わるため、今までの価値観がほぼ通用しなくなります
デッキによっては影響がないものもあるかもしれませんが、今後リンク召喚を意識する必要性があることには変わりません。

それがどのような展開を見せるのか全く読めません。
強いカードが出て今までと同じ戦術が可能になるのか。
全く別の方向でカードが強化されて別物の戦術になるのか。

「エラッタされたら全然別物になり一切採用しなくなった」
というのがデッキ単位、カテゴリ単位で起こる可能性があります。


■ショップへの影響が非常に大きい


遊戯王は取り扱い店舗への影響が非常に多いと感じています。
過去の歴史をざっくり表すと


●日本語の希少なカードを取り寄せる
  ↓
●海外版が安く手に入るので日本語版が売れない
  ↓
●海外版の取り扱いをするも海外版が公式で使用できなくなる
  ↓
●ルール改定やフィールド変更に伴い、既存のプレイマットが使用できなくなる


今回のフラゲで多くのカードショップが買い取り中止を表明しました。
少なくともショップ側にとっては死活問題の出来事だったと思います。


■やめていく人は『インフレ時』が多い


これは余談になりますが、15年以上遊戯王を続けていた中で『一気に人がやめていくタイミング』というのが何回かありました。

一番大きかったのはヤタガラスが登場したヤタロックの時。
気づけば周りの8割以上がやめていきました。

次に大きかったのは終焉の使者・第六感・サイエンカタパが登場したとき。
リセットが当たり前で、サイコロやジャンケンによって勝敗が決する上にそれを妨害するカードも数えるほどなくやられたい放題でした。

そして真新しい中では征竜・魔導・が流行った時。
あまりにも既存とは逸脱したアドの取り方が『今までの遊戯王』を変えました。

それらは基本的にリミットレギュレーションで規制されます。
私の知り合いのほとんどはこの規制前にやめていきました
しかしリミットレギュレーションで規制されたからやめるという人はいませんでした。
『それでもやってやるという意地』と『新しい構築の楽しみ』があるのかもしれません。

今回のルール裁定は前述の通り告知タイミングが非常に悪かった。
しかしそれ以外は長い目で見て遊戯王をこれからも引っ張っていく良き進化だと思います。


■最後に


今回の改定はプレイヤーだけでなく、サプライ商品を作っている人、カードを取り扱っている店舗などあらゆる遊戯王に関わる人たちに影響を与えたと思います。

この裁定によってデッキが機能しなくなる人も出てきており、Twitterやまとめサイトでも批判的な意見が多いです。


ですが私はこう思います。
『相手の思わぬ反撃を楽しむのもまた遊戯王だ』と。
リンクマーカーは相手も有利にする可能性があります。
相手にマーカーを利用され手痛い反撃を受けるかもしれません。

自分が動けば相手も動き、自分がやりすぎれば相手にもその分大きなチャンスが生まれる。
このリスクリターンの駆け引きは今まで無かった要素です。

分かりきった戦いより、まだ見ぬ戦いに挑戦する。
これもまたゲームとしての新しい楽しみ方じゃないでしょうか。
だから是非前向きに、楽しみに新環境を待ってみてください。
今回どん底まで落胆したのなら、きっとしばらくはこれ以上落胆しない……と思います^^;

私も元デュエリストとして、今後の傾向を楽しく見守っていこうと思います。
以上、長々と読んでいただき本当にありがとうございました。

皆さんのデュエルライフが今以上の素晴らしいものになることを心から祈っています。
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